
大人のためのロンジェビティ・ダイエット
(長生きできる食べ方)
できるだけ ヴィーガン(植物中心) に食べ、魚を少量 取り入れましょう。 魚料理は 週に2〜3回まで にとどめるのが理想です。 選ぶ魚介類は、オメガ3・オメガ6脂肪酸 や ビタミンB12 が豊富なものにしましょう。 (例:サーモン、アンチョビ、イワシ、タラ、タイ、マス、アサリ、エビなど) また、水銀の含有量が少ない魚を選ぶことが大切です。
タンパク質の摂取量
65歳未満の場合は、体重1ポンドあたり0.31〜0.36グラム のタンパク質に抑えます。
これは、体重59kg(約130ポンド)の人で 1日40〜47g、
体重90〜100kg(約200〜220ポンド)の人で 1日60〜70g に相当します。
65歳を超えたら、筋肉量を維持するために タンパク質をやや増やし、
魚・卵・白身の肉・ヤギやヒツジ由来の乳製品を取り入れましょう。
主なタンパク源としては、豆類(レンズ豆、ヒヨコ豆、グリーンピースなど) を中心に。
脂質と糖質の摂り方
動物性・植物性にかかわらず、飽和脂肪(肉・チーズなど)や砂糖を最小限に。
そのかわりに、良質な脂肪と複合炭水化物を最大限に。
全粒穀物 や 野菜(トマト、ブロッコリー、ニンジン、豆類など) をたっぷりと摂り、
オリーブオイルを1日大さじ3杯、ナッツを1日約30g(ひとつかみ) を目安に。
栄養バランス
ビタミン・ミネラルが豊富な食事を心がけ、
3日に1回マルチビタミンを補助的に 取り入れるとよいでしょう。
食材は、あなたの祖先が食べていたような自然で伝統的なもの を選ぶのが基本です。
食事の回数とタイミング
体重・年齢・腹囲に応じて 1日2食または3食 を選びます。
太りやすい・肥満気味の人:
朝食と昼食または夕食の2食に加え、
低糖(糖分5g以下)・100kcal未満の軽いスナックを2回。
標準体重または痩せやすい人/65歳以上で標準体重の人:
1日3食+低糖(3〜5g以下)・100kcal未満のスナックを1回。
すべての食事は 12時間以内に済ませる のが原則です。
たとえば、朝8時に食べ始めたら夜8時までに食事を終えます。
就寝の3〜4時間前には何も食べない ようにしましょう。
